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中学校体育祭


柏崎市内の小中学校は8月28日(月)から夏休み明けの授業が始まりました。中学校では例年この9月の第1週の土曜日あたりに「体育祭」を行っています。体育祭というと、昔は100m走などの個人競争があったりしたものですが、最近は学年種目での興味走、クラス対抗の全員リレー、綱引きなどチーム全員で行う団体種目が中心です。私が知っている柏崎市内の小中学校では、たとえば徒競走をやっても手をつないでゴールをしたりして、順位をつけないことなどは一切していません。どの種目も全力で精一杯子どもたちは取り組みます。当然、勝ち負けはつきますが、それによって、競技で勝つことやクラスメイトから認められること、自己肯定感を高めること、逆に負けて悔しい思いをして次から頑張ろうとする強い気持ちを育むことが大切な教育活動だと考えます。

学校の教育活動における様々な順位をつけたり、優劣を感じさせる活動は果たして「よくない」ことなのでしょうか。私は全くそうは思いません。運動で、音楽で、習字で、勉強で、雑学で、リーダーシップで、手の器用さで、仲間の手助けをすることで、面白いことをすることなど様々なことで、自分は人より優れていることや劣っていることを自覚することによって、優れている力をもっている人を認め尊敬することの大切さ、劣っていると思われる人を助けること、所属している集団を高めようとすることは身に付くと思うのです。自分を知ることにより「思いやり」の心も育つし、集団の大切さを理解することができるし、そして自分の能力を集団に使おうとする「貢献」の気持ちが育つと思うのです。

それはそうと、柏崎市立第一中学校の体育祭を参観してきました。今年度は創立70周年ということで、それに関わる演出もありました。

まず、地域の卒業生による聖火リレーがありました。10代から70代の代表による聖火のリレーでした。私は創立30回目の卒業生、50代の代表の一人として参加させていただきました。生徒は、地域の卒業生に見守られていることが自覚でき、第一中学校の伝統を汚さぬように頑張ろうと思ったのではないでしょうか。

また、創立70周年記念種目として、各チームが色がついている箱を運んで「7」と「0」の数字を浮かび上がらせる種目がありました(写真を見てください)。

このような演出や種目を考えた生徒会の役員や先生方は苦労もあったと思いますが、大成功だったと思います。参観している方にも好評でした。お疲れ様でした。

参観して感じることは、「生徒の素晴らしさ」です。仲間と協力し、フォローし合いながら、誰に遠慮することなく思い切って活動できる雰囲気がありました。生徒は勝敗という結果だけではなく、別の大きな宝物を得たと思います。見ていた私たちもそれを感じました。

生徒の皆さん、指導してくださった先生方、お疲れ様でした。ありがとうございました。

私も明日からさらに頑張ろうと思える力をもらえました。

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