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しおかぜ荘の見学

今日は特別養護老人ホーム「しおかぜ荘」を訪問させていただき、松井裕園長さんから説明を受け、施設を見学させていただきました。しおかぜ荘は「特別養護老人ホーム」だけではなく、隣に「ケアハウスしおかぜ」を併設させており、また、柏崎で唯一「シルバーハウジング事業」を市から委託されて行っています。説明と見学で2時間半以上もかけていただきました。細かいところまでご説明いただき、質問に回答していただきました。

○1階はデイサービスの施設で、2階がショートステイと特養の入居者スペースになっている。いくつかの部屋ごとに〇丁目(上の写真参照)と掲げ、それぞれに担当職員がついている。

○柏崎刈羽管内では昭和55年に出雲崎のやすらぎの里が特養として初めてオープンした。しおかぜ荘は平成12年オープンで、管内の特養11施設の中の6番目。

○しおかぜ荘、むつみ荘、なごみ荘の3施設を社会福祉法人柏崎刈羽福祉事業協会が運営している。

○特養への入所申し込みはケアマネージャーさんと一緒に申込書を記入して、直接施設に提出する。希望する施設が複数あれば、同じものを希望施設すべてに提出することになる。

○しおかぜ荘の定員は現在50名だが、4月からショートステイを取りやめ20名分を特養に切り替えるので、定員は70名になる。柏崎市としては4月からショートステイ30名分を特養に切り替える。該当施設はしおかぜ荘が20名分、にしかりの里が10名分。これとは別に高柳の柏柳の里がショートステイ20名分を取りやめるので、ショートステイは計50名分が減ることになる。

○現在、しおかぜ荘に入所を希望し登録している方は640人くらい。

○現在のしおかぜ荘への入居者の平均年齢は85歳くらい。毎年定員の2割くらい(10~15人)の退所者がいる。

○外部からの面会は日中は自由に行われ、毎日面会に来られる方もいる。親族の方と一緒に外出したり外泊することも可能だが、一人での外出はできない。

○入所については各施設ごとに検討委員会を設置して行っている。しおかぜ荘は透明性、公平性の観点から施設外の委員として北園町の町内会長と市の介護高齢課の職員1名を委員に加えている。

○職員はパート、調理員、事務員全てを含めて80名。そのうち28名が介護員。そのうち15名が介護福祉士。3交代制で行っており、夜間の勤務は3名。

○柏崎で唯一「シルバーハウジング事業」を市から委託されて行っている。市営アパートの1階10戸に入居されている方の見守りを行っている。1日2回の安否確認と、アパート前の集会所に平日の日中に1名生活支援員を配置し、呼び出し等の対応を行っている。

○隣に「ケアハウスしおかぜ」が併設されている。ケアハウスしおかぜの定員は30名。入居の条件はあるが、自立している方が入所しているので、一人での外出など自由。入口はオートロックで、郵便物も入口脇の各自の郵便受けに届く。

園長の松井さんからは心地よい対応をしていただくと同時に、職員の方が生き生きと働いている様子を拝見し、大変素晴らしい施設で、利用者もさぞ居心地がいいのだろうと感じました。しおかぜ荘の夏祭りや北園町のぎおんの山車などで施設の入口前までは何度もお邪魔し、職員の方々ともお話をさせてはいただいていましたが、施設内の見学は初めてでしたので、勉強になりました。議員として文教厚生常任委員会での説明により介護や特養についての市の取り組みや方向性などは知ってはいましたが、実際の利用者や職員の様子を見なければ、その事業の本質的な実態を確認することはできません。頭でっかちのままでは正しい判断も提案もできないと思います。これからも実際に自分の目で見て肌で感じることができるように、事業が行われている現場に足を運んでいきたいと思います。今日は松井園長さんをはじめ、しおかぜ荘の職員の皆様、大変ありがとうございました。

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