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会派視察1日目(長野県松本市)

今日から会派の県外視察に来ています。1日目の今日は長野県松本市役所で、「ヘルスケア事業」について視察研修をしました。松本市は人口24万人、面積978平方キロメートルで、人口で柏崎市約3倍、面積で約2倍という規模の自治体です。議員数は31名です。

松本市には「商工観光部 健康産業・企業立地課」という部署があり、そこでヘルスケア事業として「松本ヘルス・ラボ」の実現に向けて取り組んでいます。以下に担当課長が説明してくださったものをまとめてみました。

○松本市は市長が「ヘルスバレー構想」を打ち出し、庁内に横ぐしを入れて、横断的に取り組める環境を作った。

○松本市は「健康寿命延伸都市」を掲げ、超少子高齢型人口減少社会におけるまちづくりの都市戦略を進めている。それは、市民の健康寿命延伸に向けた取り組みとして「福祉広場」を市内35地区に設置したり、ヘルスケア産業創出の取り組みとして「健康づくりを産業面で支える」ことなどに取り組んでいる。

○市の事業を「人の健康」「生活の健康」「地域の健康」「環境の健康」「経済の健康」「教育・文化の健康」の6つのどれかに当てはめて取りんでいる。

○ヘルス・ラボとは市民の健康と産業の育成を両立させていくこと。

○健康増進や疾病予防などの社会的課題の解決は行政の仕事ではあるが、それを全部行政でやることには困難が大きい。そこで民間と一緒に取り組んでいける形態を見つけていく。

○現在、ローソン、カラオケの第一興商、エプソン、森永乳業などの企業が健康維持、疾病防止についての事業を始めている。

○たとえ運動をしていなくとも、地域社会の中に出かけていきコミュニケーションをしっかりとっている人は要介護になりにくいというデータもある。

議場も見せてもらいました。議場で一般質問等で何か発言をする場合はいつも議長の前の場所に立ち質問や答弁をするようになっています。それ以外に、上の写真のように、傍聴者が子どもを連れてきたとき、あらかじめ連絡してあると、ここ「議会子ども控室」に担当の方がいて子どもを預かってくれるという場所が議場の隣にあります。このようなところは新庁舎にも設けてもらえるとありがたいと思います。

長野県松本市の皆様、ありがとうございました。

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